チェーンボイラー、石炭燃焼ボイラー、循環加硫床ボイラーなどのボイラーは生産過程で大量の煙塵を発生し、除塵、脱硫処理を行う必要があり、泊頭慧陽会社はボイラーの除塵脱硫の研究に力を入れ、0.5 T-260 Tのボイラー除塵には豊富な生産経験があり、技術が成熟し、設備が稼働している。
チェーンボイラー除塵器の構造特徴
1、箱体部分:上箱体(浄風室)、中箱体(濾過室)、下箱体(灰皿)、煙ガス分配器、花板、プラットフォーム、エスカレータ、足、吸気口、灰出口、保温、カラーパネルなどから構成される。
2、フィルターバッグアセンブリ:フィルターバッグフレーム、布袋及び掛け袋の接続設計はセルフロック装置を採用し、取り付けと交換が便利で、フィルターバッグの使用寿命を延長することができる。フィルター袋の規格はφ130 x 6000 mm、φ160 x 6000 mm、φ160 x 7000 mmの3種類で、ポリフェニレンスルフィド針刺フェルト(PPS/PPS 504 CSl 7、処理)を採用している。
3、導流装置:上の給風方式を採用し、設計した煙ガス分配装置は、含塵ガスを分配することができるだけでなく、大粒子を分離し、含塵ガスがフィルター袋を洗い流さないようにし、さらに効率を高め、フィルター袋の使用寿命を高める。
4、パルス吹付けシステム:反跳連箱、電磁パルス弁、受圧継手、ノズル管、ホルダなどの組成。HGDM-5.6以下の規格は全箱清灰であり、残りの規格は各フィルター袋の上部に圧縮空気ノズル管が1本ある。運転時には、フィルタバッグ1列につき10 Sパルスごとに灰を逆吹し、タイミングよく電磁弁を起動し、パルス逆吹圧縮空気をフィルタバッグ内に吹き込んで灰を除去するように設定するのが一般的である。
5、灰出しシステム:電気振動子(空気砲)、電気ヒータ、灰位指示器から構成され、電気振動子(空気砲)塵は良好な流動性を有する。
6、制御システム:主にパルスブロー制御器、PLCコンピュータ制御キャビネット、熱抵抗温度計、静圧測定点、材料位置指示器と測定素子から構成される。
7、オフライン保護システム:主にバイパス弁、差圧装置、材料位置計、温度測定器、圧力検出装置、パルス制御器、フィルター袋検出装置などから構成される。煙ガスの温度が高すぎるか、ボイラの尾部が再燃焼した場合に水を噴霧して処理し、フィルターバッグを焼損しないようにする。クリーンガス室には差圧計などからなるフィルターバッグの漏れ検出装置が設置されており、フィルターバッグが破損した場合に速やかに警報を出すことができる。大トン数ボイラーの点火及び低負荷時に燃料を散布する必要があるため、大量の含油ガスが発生し、この煙は直接除塵器に入り、フィルター布の粉層の板結をもたらし、システムの抵抗をもたらし、正常な運行に影響を与える。システムはバイパス管を増設し、油を噴射した瞬間に含油ガスをバイパス管を通じて排出させ、それによってフィルター袋を保護する。
チェーンボイラ除塵器の脱硫過程
脱硫プロセスは、シャワーセグメントの脱硫と旋回板の脱硫の2段階に分けられる。シャワー区間では、脱硫剤がノズルを介して高速に吐出された後、煙と十分に接触して物質移動反応が発生し、煙とスプレー霧化後の脱硫剤の流速が異なるため、両質の表面接触が激化して脱硫効率が向上したが、シャワー区間の内経が比較的小さい煙が通過する際の滞留時間が短いため、その脱硫効率は限られている(25%程度)、その主要な脱硫過程はやはり旋回板塔内で完成した。
主塔には旋回流塔板が取り付けられており、噴射型塔板に属し、複数の傾斜翼を備えている。気流は各ブロックの塔板を通って螺旋上昇し(翼回転方向に沿って)、液体はブラインド板から各翼上に流れて薄い液層を形成し、同時に気流回転によって液滴に噴霧され、遠心力を受けて塔壁に到達して壁に沿って回転する液環を形成し、降液装置を通じて下ブロックのブラインド板上に下流する。液体は滴状高速で気流を通過するため、流体動力学要素を改善し、設備の通過能力と相間の接触状況を高め、同時に気液二相間の熱力学要素を十分に利用し、設備の物質移動効率を高めた。脱硫目的を達成する。